鴨南蛮

腹がすげえ減っているけど何か消化のいいもの、と会社から近くの駅の店を見回してもそれっぽいのがない。そば居酒屋とかに入って金曜の夜合コンやらおやじどものうさばらしのテーブルの中、うなりながら鴨南蛮が来るのをじっと待つ。店員が持ってきたときはそばがまじで輝いて見えた。親の敵のように一気食いして素早く立ち去る。