京浜東北線

ちょいけばいOL風おねーちゃん(20代前半)が東京駅で乗ってきて、俺の座っている前でつり革につかまって立っていた。
しばらくするとバックからテキストらしきものを取り出し読み始めた。
テキストの表紙には『応用科学 ***実験』とある。
その下に、名前を書く欄があり、W大学理工学部まではさっと見えたけど
名前まで見るのはさすがにやめた。
あー学生さんなのね、と思いながらふと気がつくとそのおねーちゃんは西川口で降りていく。時間にして夜の10時。
これからバイトなのかそれとも寮に帰るのか、それにより生き方も違うだろうなぁと思いながら南浦和で降りた。