ほかの人(じい様)の日記(マージャン好きは隔世遺伝している)

冬に亡くなったうちのじい様の形見分けみたいな席で、
当人の日記(抜粋)が見つかったのでちょっと読んでみた。
昭和40年から平成9年くらいまでの長期の日記の記事の中から本人のチョイスで抜粋してあり興味をひいた。

彼は、人と話したり集まりに出たり人の世話もずいぶん好きだったようだ。
日記の記載の多くは、人と会ったこと・時事風俗への考え・マージャン旅行に行ったこと等であったが、年2回のボーナス(金額)がちゃんと書いてあった。
変なとこで本人の重要性が一定ではなく面白い。

そのじい様は、公務員を引退後、地元の市議選に出馬当選し1期4年をつとめていた。
公示開始日の記載として「早朝起床し事務所で挨拶し、〜いよいよだ。戦闘開始だ」と。
普段は温厚で鷹揚であったと覚えているが、当時の彼はまだ血気盛んだったのだろう。

記載の多くは選挙関連でうまっていた。その記載を読んで思ったこととして、選挙とは、負ければかなりの財産・運気・人脈を失い、勝てば自分の思いをより広く反映させられる醍醐味があるということだ。
しかし退職金を突っ込んでの勝負に勝ててよかったと本当に思う。
ばあ様が二期目出馬をやめさせるよう説得したのは正しいかも知れないなぁ。


あ、、
じい様にお線香あげるのを忘れてたことに気づいた・・
とりあえず合掌。